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2004.11.13

< 「本」評その2 >

 今週は名古屋に行ってきました。その詳細は次の「週刊朝日」連載コラムをご参照くださいね。
 阿佐ヶ谷にある「よるのひるね」という小さな店でのイベントは、ものすごく小人数で密な話をする会になりそうです。金紙&銀紙がブレイクしたあとには、ありえない企画。今すぐ申し込みましょう。
 枡野浩一と河井克夫のニセ双子ユニット「金紙&銀紙」が出演した松尾スズキ監督映画『恋の門』を踏まえた短歌は、まだまだ募集中です!
本2絵・武山忠司

 今週は「147」の投稿を拝読しました。
 先週遅れて届いた「23」の投稿もあわせて拝読。

 まずは先週遅れて届いた投稿から。

一家には一冊 一冊には一ヶ所 もうジタバタもできない地点 (柴田有理)

 柴田有理さんの作品は、なんか頑固なところがあって目にとまります。意味はそんなに明瞭でないけれど、耳を傾けたくなる言葉というか。

配られた国語の教科書全ページその日のうちに読み終えていた (小野伊都子)

 これは「あらすじ」っぽいんだけど、「あるある短歌」としては、あるある。国語好きの私の琴線にはふれましたが、短歌としては弱い。たくさんの自作を人に見せるときに、混ぜておくのはいいかも。

すすむのをやめたいときにはさむもの 恋にもあればうまくいくのに (みなみなみ)

 しおり、を歌ったんですね。
 「本」がテーマであることに、読者が自力で辿りつけるか。つけるかな。
 「ときにはさむ」はひらがなだと、一読目に「ときには/さむ」と誤読しそう。

持ち主を探すみたいな顔をして 本を売るのが私の仕事 (みなみなみ)

 「顔をして」は、もっと別の言葉が見つかりそう。
 本を売る仕事に、ある角度から光をあてて成功しています。

 みなみなみさんは、先週私がコメントした作品について、こんなことを書いてくれました。
 んー、そういう複雑かつ一般的でないストーリーを、1首で伝えるのはちょっと無理ですね。
 私は「善意の誤読」をして、あの作品を評価したことなります。

読み始めたら止まらなくなりそうな本を一冊君に借りてる (百田きりん)

 これは全体が何かの比喩なのかな。
 とまらない恋をしそう、という意味?

本をあげます感想は聞きませんプレゼントってそういうものでしょ (穴井苑子)

 そんなに自己完結しないで。
 句読点も1文字あきもなしで、そう畳みかけたら、恋もうまれませんよ。

口紅の色と一緒で地の色とまざるのだから本もお試し (秋野道子)

 これは秋野道子さんの説明(blog参照)が面白い。そのことをもっとちゃんと短歌にできる気がします。
 改作してみてください。「本もお試し」という一言はおざなり。

返された本についてた染みの色赤かったから何も言えない (くらのすけ)

 くらのすけさんは、早稲田の学園祭で銀紙に筆名をほめられた人ですね。
 「何も言えない」とか説明に終わってしまってる気もするが、これはこれでいいのかな。

斜め読みされるみたいに終えられてただ本棚に並ぶのもいい (平賀谷友里)

 これはねえ、目にとまるんだけど、発想がありがちだと思う。松本伊代の歌で、読み捨てられる雑誌のように……ってのがあったけど、あれくらいな感じ。
 かといって、同じ題材の別案(blog)は、見事に私の心を素通りしてしまいます。こういうのを好きな人もいるの? 皆さんのご意見も聞きたい1首。
 それぞれのblogのコメント欄に書き込むより、改めてトラックバックしてくれると助かります。

図書館の本の林でかくれんぼ もう20年見つかってない  (小野伊都子)

 これも、目にとまるけど、よくある発想。

かくれんぼの鬼とかれざるまま老いて誰をさがしにくる村祭り (寺山修司)

 という有名な短歌もあるし、ショートショートのSFとかでやたらと読んだ気がする。かくれんぼを何十年も続けてる、って発想の話。

 私は普通の人よりは短歌をたくさん見てきてしまったので、「こういうのは、よくあるなあ」って思ったら、もう心が閉じてしまいます。
 枡野浩一に選ばれるには、を考えるマーケティングも面白いと思うし、私以外の人が自分の好きな短歌を選ぶのもいいと思う(でもせっかくだからトラックバックしてね)。この梨野一さんの意見は秀逸ですね、ありがとう。
 blogならではの面白がり方を、どんどん発見していってください。
 『かんたん短歌blog』の単行本は、ようやく制作スタートって感じです。
 では、また来週。

2004 11 13 12:13 午前 | 固定リンク

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» 「本」8 [阿呆船 から]
本でしか見たことがないあの島に行きます 脳内どこでもドアで(英田柚有子) 「よる 続きを読む

受信 2004/11/13 1:19:48

» 本6。 [うたがたり から]
闇のなか草むらはしり虎になる 僕はいつでも君をさがすよ(中村ろらん) 中上健次の小説をベース... 続きを読む

受信 2004/11/13 2:38:26

» 本7。 [うたがたり から]
ゆめをみる ただそれだけのいとなみを 映写機なみに本はつくるの(中村ろらん) 私は本を愛しているの?それとも憎んでいるの? 相反するキモチが同居している... 続きを読む

受信 2004/11/13 2:45:20

» 短歌:詠題は本 [二亀堂 から]
ゆっくりとページをめくって本を読む同じ手つきであなたを開く(岡部十理子) 続きを読む

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» [タイトルはよく変わる から]
その店の書籍売り場の平積みの本の上には檸檬が一個 (淡路みそら) 続きを読む

受信 2004/11/13 12:09:50

» 「本」9 [阿呆船 から]
どんな本でもそれなりに楽しんで読むなんて言う 不貞を責めた(英田柚有子) 続きを読む

受信 2004/11/13 12:17:32

» P短歌 [PUNK!BOOM!BANG!-EX から]
メソメソと今を憂いているのなら 抜け出すメソッド本から盗め(PDP) ※僭越なが 続きを読む

受信 2004/11/13 17:49:25

» P短歌 [PUNK!BOOM!BANG!-EX から]
横書きなんだけど縦にビシッと筋の通った本が読み易い(PDP) ※僭越ながら投稿さ 続きを読む

受信 2004/11/13 17:56:14

» P短歌 [PUNK!BOOM!BANG!-EX から]
斜に構えて読んだとしても一途な意図が読み取れる本がいい(PDP) ※僭越ながら投 続きを読む

受信 2004/11/13 17:57:46

» P短歌 [PUNK!BOOM!BANG!-EX から]
∞∞∞だべ! 本を楽しく読む御呪い(PDP) ※僭越ながら投稿させていただいてお 続きを読む

受信 2004/11/13 18:14:04

» P短歌 [PUNK!BOOM!BANG!-EX から]
レジで小銭を穏便に出すために 僕等は本を読んでいるのだ(PDP) ※僭越ながら投 続きを読む

受信 2004/11/13 19:51:35

» ●「かんたん短歌blog」マーケティング試論その5 [女王の庭の日々のつぶつぶ から]
●毎週投稿しているのに、なかなかマスノ教祖さまからコメントをもらえないとお嘆 き 続きを読む

受信 2004/11/13 22:14:10

» 本のこと[3] [Scribble before sleeping から]
「こんな本手渡されたら勘違いしちゃうじゃないの」 息が白いね (丸山太一) 枡野 続きを読む

受信 2004/11/13 23:49:20

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受信 2004/11/14 9:36:00

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受信 2004/11/14 9:38:19

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受信 2004/11/14 12:43:37

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受信 2004/11/14 13:56:17

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受信 2004/11/14 14:00:23

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受信 2004/11/14 14:00:24

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受信 2004/11/14 14:02:06

» お題「本」其の四。 [蜂蜜の中で死んでいく蟻の様に から]
恋愛の最後のページを破って もっと続けてずっとここにいて(MAmi) 続きを読む

受信 2004/11/14 14:03:57

» お題「本」其の一。 [蜂蜜の中で死んでいく蟻の様に から]
生きやすく 生きるヒントが書かれてる本の前でいつも立ち止まる(MAmi) 続きを読む

受信 2004/11/14 14:06:07

» お題「本」其の三。 [蜂蜜の中で死んでいく蟻の様に から]
見てないで 触れて感覚で知ってよ 本の住人じゃないよ私は(MAmi) 続きを読む

受信 2004/11/14 14:15:54

» [タイトルはよく変わる から]
見られても恥ずかしくない本だけを並べてしまうそんな本棚 (みそら) 続きを読む

受信 2004/11/14 16:13:16

» 「本」 [カタリカタリ から]
好きな子に生まれて初めて貸した本三年経ってもいまだ戻らぬ(鈴名俊宏) 続きを読む

受信 2004/11/14 18:52:19

» [猫のように純情 から]
本になる気さえしたけどおばちゃんの100%が経験済みか 続きを読む

受信 2004/11/14 19:26:07

» [さよなら言葉 から]
この街の全ての本へ この街を選んだ君へ この街を出る(木村比呂)   続きを読む

受信 2004/11/14 20:56:53

» ひとり(改) [さよなら言葉 から]
ひとりでに逆巻く髪をほっといて もっと世界を好きになりたい (木村比呂) 続きを読む

受信 2004/11/14 21:02:44

» ●今日詠んだ短歌【本】 [女王の庭の日々のつぶつぶ から]
●わたくしは筑摩書房のまわしもの「かんたん短歌」増刷のため (本多響乃) 「かば 続きを読む

受信 2004/11/14 21:17:28

» ●今日詠んだ短歌【本】 [女王の庭の日々のつぶつぶ から]
●CDと本を詰めたらもう終わりさよならあとは捨てていいから(本多響乃) 続きを読む

受信 2004/11/14 21:20:36

» ●今日詠んだ短歌【本】 [女王の庭の日々のつぶつぶ から]
●ドトールでぼくらは本を読んでいるひとりぼっちになりたいふたり (本多響乃) 続きを読む

受信 2004/11/14 21:21:48

» 本のこと?[4] [Scribble before sleeping から]
もしかしてアレがおまえの本命なの?それともエロ本がわりのオンナ? (丸山太一) 続きを読む

受信 2004/11/14 21:51:03

» 本についての短歌 [バレエと足もみの日々 から]
バスタブで足からませて私たちふやけた本を肩ごしで読む(市川 都) 続きを読む

受信 2004/11/14 22:38:27

» 枡野浩一さんへの投稿 [和ちゃんブログ から]
バカの壁それで全部が分かったと思う馬鹿ども逝って良しだ (詠み人 和ちゃん) 枡 続きを読む

受信 2004/11/14 22:40:37

» 本(2) [another pain から]
トレンドに敏感なので平積みの本を端から順に読んでる (伊勢谷小枝子) もう何週目 続きを読む

受信 2004/11/14 22:47:33

» 本(3) [another pain から]
容疑者の名前が本の題名でほんとにそいつが犯人だった (伊勢谷小枝子) そういうもの 続きを読む

受信 2004/11/14 22:47:54

» 本のこと?[4] [Scribble before sleeping から]
もしかしてアレがおまえの彼女なの?それともエロ本がわりのオンナ? (丸山太一) 続きを読む

受信 2004/11/14 23:13:04

» 本5 [空を飛ぶ練習。 から]
「本を書く仕事をする」と言っていた人の名前が忘れられない(月原真幸) 続きを読む

受信 2004/11/14 23:43:10

» 短歌投稿【本5】 [己の道〜ヨミカキノツミ〜 から]
これ読もうあなた差し出すその本はうふふ「大人の英会話」だって(文乃明鈴) 二人で実践、いたしましょう。 元の案: これ読もうあなた差し出すその本はいやだ「... 続きを読む

受信 2004/11/15 0:36:19

» 短歌投稿【本】 [己の道〜ヨミカキノツミ〜 から]
ひさしぶりここにいたのね旧友よ絵本の中にあの日のままで(文乃明鈴) 昔読んで最近はすっかり忘れていた、本の存在。 ふと立ち寄った児童書売り場で、開いたとたん... 続きを読む

受信 2004/11/15 0:59:19

» 本と、泣くということ。 [長い休日。レモンを買おう。 から]
飛びたいといつも思うよでも「飛べないあなたに」なんて本買うもんか (あゆこ) ・・・あんまりいい歌じゃないですね。でも私コンプレックス産業って どうし... 続きを読む

受信 2004/11/15 2:11:53

» 本の短歌 [長い休日。レモンを買おう。 から]
課題図書もっとマジメに読んでれば まともな大人になれただろうか (あゆこ) 続きを読む

受信 2004/11/15 2:15:03

» 本2-1 [スパークリングホリデイ から]
押し花とパラパラマンガだけのため捲った本と添い遂げてゆく(善哉太郎) 続きを読む

受信 2004/11/15 2:24:29

» 本2-2 [スパークリングホリデイ から]
新学期 本でジェンガをするためにモヤシばかりをトモダチとして(善哉太郎) 続きを読む

受信 2004/11/15 2:25:48

» 本の短歌。 [長い休日。レモンを買おう。 から]
上巻が一生読めない本みたい早く忘れて前の彼女は (あゆこ) 続きを読む

受信 2004/11/15 2:28:34

» 本2-2改作 [スパークリングホリデイ から]
新学期 つるむのはみな読書家で本でジェンガをしてみたくなる(善哉太郎) さっきアップしたばかりのものを含めていままで投稿されてきた皆さんのをばーっと読み返... 続きを読む

受信 2004/11/15 2:39:45

» お見通し。 [+++cahier bleu+++ から]
私の短歌の先生(と勝手に慕っている)、枡野浩一さんのかんたん短歌blog。 11 続きを読む

受信 2004/11/15 3:41:37

» 本8。 [うたがたり から]
「もう歌はつくれないよ」と僕はいう おつうみたいに毟られるから(中村ろらん) 「夕鶴」のおつう。自己犠牲ってなんなんでしょうね~。好きな人のために自分の羽... 続きを読む

受信 2004/11/15 3:43:17

» 短歌:本9 [+++cahier bleu+++ から]
☆選ばれる本 選ばれた彼女には どんなひみつがあるのでしょうか(小野伊都子) 続きを読む

受信 2004/11/15 3:49:20

» 短歌:本10 [+++cahier bleu+++ から]
☆活字にはならない青いため息が本の間にはさまっていた(小野伊都子) 続きを読む

受信 2004/11/15 3:50:38

» 短歌:本11 [+++cahier bleu+++ から]
☆本にいる小さな虫のようでいい あなたの中にいられるのなら(小野伊都子) 続きを読む

受信 2004/11/15 3:51:50

» 短歌:本12 [+++cahier bleu+++ から]
☆100冊のうち何冊を読んだかで自分を決めている文庫フェア(小野伊都子) 続きを読む

受信 2004/11/15 3:53:20

» 短歌:本13 [+++cahier bleu+++ から]
☆文庫本一冊分の重みしか残さずいった君はずるいよ(小野伊都子) 続きを読む

受信 2004/11/15 3:55:05

» 短歌:本14 [+++cahier bleu+++ から]
☆行き先を間違えたまま乗っている電車みたいな本なのだった(小野伊都子) 続きを読む

受信 2004/11/15 3:56:52

» 短歌:本15 [+++cahier bleu+++ から]
☆血液を売るようにして本を売り帰りに買ったマロングラッセ(小野伊都子) 「マロン 続きを読む

受信 2004/11/15 4:00:40

» 本(その17)袋とじ1 [タンタカタンカ から]
きみと読むはずだった袋綴じを割く 手首にあてる前のナイフで(伊勢悟史) ※トラックバック先を間違えましたので、やりなおしました。す、すみません……。 続きを読む

受信 2004/11/15 4:02:57

» 本8。 [うたがたり から]
昇天を告ぐる紅蓮の柱立つそのわけを教へてよ「幻の光」(中村ろらん) 宮本輝の『幻の光』。小説を書く営みは、生きることの意味を追究することだと思う。 だか... 続きを読む

受信 2004/11/15 4:03:41

» 本(その17)袋とじ3 [タンタカタンカ から]
お母さま ボクも袋とじの本をひとりで読めるようになりました(伊勢悟史) ※トラックバック先を間違えましたので、やりなおしました。す、すみません……。 続きを読む

受信 2004/11/15 4:04:32

» 本(その18) [タンタカタンカ から]
装丁にひかれて買った本だからそういう意味での元は取れてる(伊勢悟史) ※トラックバック先を間違えましたので、やりなおしました。す、すみません……。 続きを読む

受信 2004/11/15 4:05:13

» 怒ったら雨 [今日の、おUTA から]
縦書きの本を横書きに読む君は明日の夕日にうずめてしまえ(黒田) 続きを読む

受信 2004/11/15 6:53:13

» 「かんたん短歌」考 その2 [気まぐれ通信 から]
「恋」評その2で意欲をかっていただき、「本」評その2にて、短歌というより説明文を 続きを読む

受信 2004/11/15 10:12:51

» 「本」改作 [気まぐれ通信 から]
口紅の色とおなじで本もまた地の色による まじわってみる(秋野道子) 続きを読む

受信 2004/11/15 12:06:10

» 「本」 [気まぐれ通信 から]
本という着物と帯と活字体 大嘘だってまことしやかだ(秋野道子) 続きを読む

受信 2004/11/15 12:09:33

» ほんとはね [apricot 57577 から]
本棚を表紙買いで埋める君やっぱり私は置く場所なしか (佐藤あんず) 続きを読む

受信 2004/11/15 14:36:40

» 短歌: 本3 [try again から]
この本の中でたしかにあの頃の僕がしおりのように残った (鳥来明音) 続きを読む

受信 2004/11/15 17:02:02

» ほんの短歌 3 [ニダンカイサセツ から]
カバー要る程度の中身なら読むな 紹介できないなら付き合うな(笹本奈緒) 続きを読む

受信 2004/11/15 17:10:33

» [猫のように純情 から]
やばいよぉやべーよこの本やばいすよ 出川口調でただリフレイン(穴井苑子) 続きを読む

受信 2004/11/15 17:52:01

» [猫のように純情 から]
ハラハラと読みすすめつつそのオチはありませんよと爆死したまま(穴井苑子) 続きを読む

受信 2004/11/15 17:54:08

» [猫のように純情 から]
この本はあなたの好きなあの人も笑っていないような気がする(穴井苑子) 続きを読む

受信 2004/11/15 17:54:58

» [猫のように純情 から]
そんなにもロコツな愛を本にして というかそれは愛なのかしらん(穴井苑子) 続きを読む

受信 2004/11/15 17:55:58

» 本-5 [ハ ゴ ロ モ ア ン テ ナ から]
脚本を見せてくれたらもう少し上手く演じてあげられたのに(緒川景子) 続きを読む

受信 2004/11/15 20:50:16

» [タイトルはよく変わる から]
大切な本は?と訊かれ咄嗟には何にも思い浮かばなかった (淡路みそら) 続きを読む

受信 2004/11/15 21:39:39

» 紙で指が!! [もうすぐ春ですよね。 から]
忙しく本読んでたら指切って君に舐めてほしいと思った(森文月) 続きを読む

受信 2004/11/15 22:23:11

» 本・4 [LET it BE から]
便秘なのそれとも本に夢中なの 我慢できない早く出したい(富井ひらき) 続きを読む

受信 2004/11/15 23:20:01

» ●今日詠んだ短歌【恋の門】 [女王の庭の日々のつぶつぶ から]
●門番の顔がとってもこわいからくぐれずにいる恋の門です (本多響乃) 続きを読む

受信 2004/11/15 23:45:21

» 本じゅう [かしこまり から]
本だけは裏切らないと思ってた 著者が男とニュースで知った(樫子麻理) CMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCM... 続きを読む

受信 2004/11/15 23:45:57

» ●今日詠んだ短歌【本】 [女王の庭の日々のつぶつぶ から]
●淋しさがうずくまってる本を抱きよるのひるねでおあいしましょう (本多響乃) そ 続きを読む

受信 2004/11/15 23:49:39

» ●今日詠んだ短歌【恋の門】&【健ちゃんとリカ10首】 [女王の庭の日々のつぶつぶ から]
健ちゃんはリカのからだが好きなのねわたしは恋の門を閉じるね(本多響乃) ・・・・ 続きを読む

受信 2004/11/16 0:43:24

» かんたん短歌【本3】 [日曜日にいつもの場所で から]
ひとめぼれ 同じ文庫を購入し、素知らぬ顔して正面で読む(石川和緒)  その昔「北の国から」でほたるちゃんが、好きな人が読んでる本を買って読んでた記 憶がある。... 続きを読む

受信 2004/11/16 0:49:00

» 「本」その6 [そのための日記 から]
キオスクで文庫本買う二人でいることがいつから辛いんだろう(鳴井 有葉) 続きを読む

受信 2004/11/16 1:24:29

» 「本」その7 [そのための日記 から]
貴方から借りた本とか残ってて当分片付かない部屋の隅(鳴井 有葉) 続きを読む

受信 2004/11/16 1:27:04

» 「本」その8 [そのための日記 から]
あてつけに定価で買った「落下する夕方」を君にあげるつもりだ(鳴井 有葉) 続きを読む

受信 2004/11/16 1:30:44

» サディスティック短歌 [今日の、おUTA から]
不時着のマニュアル本を探しているやつの背中を眺めるのが好き(黒田) I can 続きを読む

受信 2004/11/16 8:04:00

» [仮操業 から]
本棚を背負って山に入るので本を辿って帰れるはずだ(辻一郎) 続きを読む

受信 2004/11/16 9:16:56

» 「本」改作 [気まぐれ通信 から]
口紅の色とおなじで本もまた地にまじわれば色色になる(秋野道子) *二つ目の改作で 続きを読む

受信 2004/11/16 9:24:41

» 『恋の門』 [気まぐれ通信 から]
天からは雨がふり地に石があり人に魔がさし 恋の悶悶(秋野道子) 続きを読む

受信 2004/11/16 9:36:20

» 「結婚」改作 [気まぐれ通信 から]
綿綿と湿ってるより綿ポリの乾きの早い結婚がよい(秋野道子) 続きを読む

受信 2004/11/16 9:37:53

» あらら短歌 [ちょっと恐ろしいタコのしめかた から]
裏本で見る限りではもう少し簡単そうに見えたのですよ(佐々木あらら) 続きを読む

受信 2004/11/16 11:43:44

» [Treasure flower から]
恋の跡ふちどりだけがくっきりと 本の内容わすれるように (安藤三弥) 基本的にあ 続きを読む

受信 2004/11/16 12:26:28

» 本-5.1 [ハ ゴ ロ モ ア ン テ ナ から]
脚本がないからだろう こんなにもやることすべてぎこちないのは(緒川景子) 改作しました。 ... 続きを読む

受信 2004/11/16 12:35:26

» http://hanahito.way-nifty.com/temari/2004/11/post_13.html [Treasure flower から]
どことなく表紙も裏もあなた色 ただの本なのに捨てられない (安藤三弥) 誰かに借 続きを読む

受信 2004/11/16 12:45:25

» 本-6 [ハ ゴ ロ モ ア ン テ ナ から]
本ならばまだ「結」じゃないのは確か このまま終わるようじゃ売れない(緒川景子) 続きを読む

受信 2004/11/16 13:23:31

» ≪本≫その四 [負けそうな犬 から]
シッポ切るトカゲのような生き方で 好きな本には自信がないの(森田利絵子) 続きを読む

受信 2004/11/16 13:36:27

» 本じゅういち [かしこまり から]
この本の一部抜粋ということにしてね あの日は壊れてました(樫子麻理) この本の一部抜粋ということにしてね あの夜は壊れてました(樫子麻理) ... 続きを読む

受信 2004/11/16 13:47:03

» お金の最大特徴は金利 [『『『 経済 』』』 ビジネス から]
「お金」の勉強 Let's Study Money 資本主義での基盤である「お金 続きを読む

受信 2004/11/16 18:57:17

» ◆~本~響歌繚乱(143) [今、この星で起こっている素敵なこと から]
平積みの白く抜かれた本の帯 その一文が絡み付く膝 (小椋あづき) 続きを読む

受信 2004/11/16 19:07:30

» 「本詠み。その3」 [Mein Tagebuch から]
偶然に読んでいたのがこの本で 君の視線を独占できた (秋月)    はじめて会った人が、偶然自分の好きな雑誌を持っていました。 続きを読む

受信 2004/11/16 20:18:04

» 「本詠み。その4」 [Mein Tagebuch から]
ポケットに数百円の文庫本 想像力が旅の道連れ (秋月)    旅行前にはいつも、どの本を持っていこうかすごく悩んでしまう。 続きを読む

受信 2004/11/16 20:18:29

» [タイトルはよく変わる から]
図書室で本を読みながらアイツはカノジョを待っていたんだ (淡路みそら) 続きを読む

受信 2004/11/16 20:21:46

» [さよなら言葉 から]
僕の本 ものがたり進み続けた 君のこと好きだったんだった (木村比呂) 続きを読む

受信 2004/11/16 20:40:58

» [さよなら言葉 から]
今会おう 本に書かれたたくさんの僕 僕に似て何も知らない (木村比呂) 続きを読む

受信 2004/11/16 20:41:19

» 結婚(改) [さよなら言葉 から]
7月の冷たいアイスクリームを 結婚しよう 思い出してる (木村比呂)   続きを読む

受信 2004/11/16 20:43:46

» [夜色短歌〜ヨルイロタンカ〜 から]
前戯なし愛撫もなしで体内に入るみたいに感じた本だ(貴志えり) 続きを読む

受信 2004/11/16 21:08:43

» あらら短歌 [ちょっと恐ろしいタコのしめかた から]
人生はヒマつぶしだし そのヒマにつぶされそうな夢ばかりだし 続きを読む

受信 2004/11/16 22:08:29

» 恥ずかしがらず [いい大人の日記 から]
引き出しの奥で見つけた短歌の本 なんだお前もこっちの人か(電池) 桝野浩一さんのブログに投稿する短歌、3週目です。 テーマは「本」 今月は毎週投稿しています... 続きを読む

受信 2004/11/16 22:10:42

» お題:本(テーマ泥棒) [社会生活不適合者系 から]
返さない。罪のチカラで夢を見る。君から借りた青い背表紙。(岩波ラスミチ) 続きを読む

受信 2004/11/16 23:07:11

» 短歌1116 [幸せな短歌 から]
おやすみを伝える人がきょうはいる ひとりぼっちじゃなくて嬉しい  (丹生谷歩美) 続きを読む

受信 2004/11/16 23:08:59

» ●今日詠んだ短歌【本】 [女王の庭の日々のつぶつぶ から]
●金曜日必ず本を買う女フランス書院文庫一冊 (本多響乃) ブログの文中に、リンク 続きを読む

受信 2004/11/16 23:23:56

» ●今日詠んだ短歌【本】 [女王の庭の日々のつぶつぶ から]
●一世を風靡したのに俺たちの最後はこんなブックオフかよ (本多響乃) リアルリカ 続きを読む

受信 2004/11/16 23:25:45

» 本6 [空を飛ぶ練習。 から]
読めなくて理解不能だ ドイツ語の本もあなたのその表情も(月原真幸)     ロシア語とかギリシャ語は更に理解不能です。 ドイツ語とかオランダ語は、字面が何となく... 続きを読む

受信 2004/11/17 0:46:11

» 本の短歌G0G0! [長い休日。レモンを買おう。 から]
毎日が私の自伝だとすれば クライマックスまであと何頁? (あゆこ) 今日は仕事で両国へ。すごく天気がよい。 したの方をちいさな人たちが歩いていた。 ... 続きを読む

受信 2004/11/17 2:12:03

» 本の短歌GOGOGO! [長い休日。レモンを買おう。 から]
失恋をしたんだけれど実家なの ココロの引っ越し本に頼むよ (あゆこ) 寝ていても異様に寝言がはっきりしているのって、どうなんだろうね。 続きを読む

受信 2004/11/17 2:28:15

» 短歌(?) [共に、生きる。 から]
がんばれと見舞いにもらう闘病記まずあとがきを読んで溜め息(大原吾一) 初めてこさえてみました。 「枡野浩一のかんたん短歌blog」お題「本」へトラックバック(... 続きを読む

受信 2004/11/17 7:26:01

» 本7 [GIRLE DAYS から]
本棚で君の手のひら待つみたく ひどく孤独な今日の私(みなみなみ)... 続きを読む

受信 2004/11/17 8:35:18

» 本8 [GIRLE DAYS から]
表紙だけキレイな本のあの子より 手に取られなきゃもっと意味がない(みなみなみ)... 続きを読む

受信 2004/11/17 8:37:01

» 本6の改作 [GIRLE DAYS から]
1・持ち主を探すみたいなフリをして 本を売るのが私の仕事(みなみなみ) 2・持ち主を探すみたいに本を売る 中身のことは何も知らずに(みなみなみ)... 続きを読む

受信 2004/11/17 8:39:17

» 本9 [GIRLE DAYS から]
あとちょっとほんの少しを続けたら山手線を三周していた(みなみなみ)... 続きを読む

受信 2004/11/17 8:55:40

» 本9 [GIRLE DAYS から]
あとちょっとほんの少しを続けたら山手線を三周していた(みなみなみ)... 続きを読む

受信 2004/11/17 8:55:41

» ≪本≫そのニ [負けそうな犬 から]
本ばかり頼って作ったお料理をバカにしないでほしかっただけ(森田利絵子) 続きを読む

受信 2004/11/17 9:49:09

» 本じゅうさん [かしこまり から]
身に起きた異変は本のせいにする 恋してる? なんて言わせはしない(樫子麻理) 身に起きた異変は本のせいにする 恋してる? など聞かれてたまるか(樫子麻... 続きを読む

受信 2004/11/17 14:48:42

» [猫のように純情 から]
本なんていりませんよと街へ出て 本を拾って一緒に歩く(穴井苑子) 続きを読む

受信 2004/11/17 15:23:43

» [短歌][投稿メモ]短歌日記 [Private Window から]
目次だけ見たけど君の概要はだいたいこれでつかめてしまった 続きを読む

受信 2004/11/17 17:38:18

» [短歌][投稿メモ]短歌日記 [Private Window から]
目次だけ見たけど君の概要はだいたいこれでつかめてしまった 続きを読む

受信 2004/11/17 17:39:44

» 「本」その3 [PurpleMoon blog から]
”趣味:読書”まではOK 友達が本の中にいることは秘密 (紫月美夜)  「文学少女」と「文学オタク」の境目はどこにあるのか? 謎です。 境目とかじゃなくて、... 続きを読む

受信 2004/11/17 20:56:00

» 「本」その16 [鳥が教えてくれた青空 から]
満員の電車に揺られ身動きも出来なくも読む枡野浩一  (本所飛鳥) 続きを読む

受信 2004/11/17 22:17:38

» 「本」その17 [鳥が教えてくれた青空 から]
川原にはなぜか雑誌が落ちていて雨に濡れて破けたりして  (本所飛鳥) 続きを読む

受信 2004/11/17 22:46:09

» ●今日詠んだ短歌【本】 [女王の庭の日々のつぶつぶ から]
●三泊の旅にでるとき持っていくカバンにいれて本とわたしを(本多響乃) 11/8号 続きを読む

受信 2004/11/17 22:50:35

» 「本」その18 [鳥が教えてくれた青空 から]
紅葉がきれいだから手にした葉は本に挟んで栞にしよう  (本所飛鳥) 続きを読む

受信 2004/11/17 23:23:58

» 本2-3 [スパークリングホリデイ から]
この本でいくら泣いてもいいようにしおりがわりの「たべられません」(善哉太郎) 続きを読む

受信 2004/11/17 23:52:54

» 本2-4 [スパークリングホリデイ から]
本心はブックカバーで隠します のぞきたがりのあなたのために(善哉太郎) 続きを読む

受信 2004/11/17 23:55:46

» 本2-5 [スパークリングホリデイ から]
別れよう きみに待たされ読む本を活字ごといま抱きしめている(善哉太郎) 続きを読む

受信 2004/11/17 23:57:36

» 本2-6 [スパークリングホリデイ から]
本と本と本と本と本と本と本と本を読んでも しろい(善哉太郎) 続きを読む

受信 2004/11/17 23:59:22

» 本2-7 [スパークリングホリデイ から]
あの本の帯お上手なチラリズム 見える見えない見えそう見たい(善哉太郎) 続きを読む

受信 2004/11/18 0:23:40

» P短歌 [PUNK!BOOM!BANG!-EX から]
「ずっきゅ〜ん」「何をするんだ!」ガラガラと 本に壊され気持良い僕(PDP) ※ 続きを読む

受信 2004/11/18 0:47:37

» [さよなら言葉 から]
あの部屋の本を一冊ずつ焼いたもう消える悲しみが悲しい (木村比呂) 続きを読む

受信 2004/11/18 0:49:44

» P(の妙な企て)短歌 [PUNK!BOOM!BANG!-EX から]
焼肉定食全身全霊 爆喰溜飲爽快な本(PDP) こんな短歌を一生に一度は作ってみた 続きを読む

受信 2004/11/18 0:59:32

» 本の短歌 [長い休日。レモンを買おう。 から]
BOOKごと捨てられていくアルバイト エクセルならば燃えないゴミか (あゆこ) うちの会社は年ごとに方針が変わる。上司も変わる。なので、人も入れ替わ... 続きを読む

受信 2004/11/18 11:13:12

» 本じゅうよん [かしこまり から]
本を読む姿は好きよ でも今は週末の夜のベッドの上ね(樫子麻理) CMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCM ... 続きを読む

受信 2004/11/18 12:07:04

» [猫のように純情 から]
かわいそうな本をわざわざ買ってきてこのしあわせをかみしめてます(穴井苑子) 続きを読む

受信 2004/11/18 16:06:09

» [猫のように純情 から]
アイラブユーラブリーベイベーアイニーヂュー 俺の詩集を買ってください(穴井苑子) 続きを読む

受信 2004/11/18 16:08:01

» [猫のように純情 から]
窓際で本を読みながらだんだんと日が暮れるのを感じるのが好き(穴井苑子) 続きを読む

受信 2004/11/18 16:08:43

» あらら短歌 [ちょっと恐ろしいタコのしめかた から]
「節約のマニュアル本は買わない」というところから節約しよう(佐々木あらら) 続きを読む

受信 2004/11/18 17:46:54

» ほんの短歌 4 [ニダンカイサセツ から]
「一生」と「みそしる」がつく名ぜりふ和綴じで綴じておかえしします 続きを読む

受信 2004/11/18 19:41:47

» [Air Station から]
引越しのたびに捨ててるはずなのにまたこの本が本棚にある(星川郁乃) ------ 続きを読む

受信 2004/11/18 20:27:53

» [さよなら言葉 から]
新しい恋と名づけた空っぽの本棚 赤い本を下さい (木村比呂) 続きを読む

受信 2004/11/18 21:26:11

» 本棚 [こ と り の ( 目 ) から]
パソコンをつければここに図書館の本棚がある 泳ぎにゆこう 青野ことり ゜゜ ゜゜ 続きを読む

受信 2004/11/18 21:53:17

» ●今日詠んだ短歌【恋】 [女王の庭の日々のつぶつぶ から]
●わたしのはプニプニしてるあなたのがカチカチになる恋の形状(本多響乃) 先月のお 続きを読む

受信 2004/11/18 22:06:47

» 恋のこと [Scribble before sleeping から]
筆圧が強すぎるから消しゴムをかけても消えない恋をした跡 (丸山太一) 枡野浩一の 続きを読む

受信 2004/11/18 23:21:36

» 短歌「本」 [きりんメモ から]
私たちおなじ絵本のカステラを遠くで一緒に食べてたんだね(百田きりん)... 続きを読む

受信 2004/11/18 23:35:53

» 本とネオアコ [長い休日。レモンを買おう。 から]
「あっちには神様なんていないから」お話なぞった本で手を切る (あゆこ) ほんとうに小説のいう通りにしたことがあります。 ほんとうに小説になぐさめられた... 続きを読む

受信 2004/11/18 23:42:17

» 本。その2 [keijing から]
君たちと一緒にいると流行らない本屋みたいで居心地がいい(小島けいじ) 続きを読む

受信 2004/11/18 23:47:13

» [枡野浩一のかんたん短歌blog][お題:本]01 [ことばのジャム から]
エロ本が水に流せるものならば処分のときに困らないのに (みうらしんじ) 続きを読む

受信 2004/11/19 0:39:53

» 「本」その19 [鳥が教えてくれた青空 から]
今ひとつ落ち着かないまま空写る本を開いて眺めているだけ   (本所飛鳥)  最後の句が決まらず。”また閉じてみる””まだ浮ついて”・・言葉を選ぶって  大変なこと。 続きを読む

受信 2004/11/19 4:52:58

» 「本」その20 [鳥が教えてくれた青空 から]
迷いながら駅を彷徨う我を掴み詩集を売る君は今どこに  (本所飛鳥)   続きを読む

受信 2004/11/19 5:01:30

» [猫のように純情 から]
これからは本に頼らず生きてゆく 今日のおかずはパイナップル鍋(穴井苑子) 続きを読む

受信 2004/11/19 8:10:43

» [猫のように純情 から]
批評するつもりはないので無理に読むこともないのだ らくちんらくちん (穴井苑子) 続きを読む

受信 2004/11/19 8:12:09

» [短歌]短歌日記 かんたん短歌Blog「本」3 [ザレゴトタワゴトヒトリゴト から]
-眠いのを読んでる本のせいにしてコタツの中で目を閉じてみた(ぽちうに) …「本」難しいよー(泣) てゆーかもう目を閉じて良いですか?(泣) 続きを読む

受信 2004/11/19 15:43:11

» 短歌作りに参加です #58 [お天道様は許しても から]
占いの本を読んでも未来など分からないのに五冊目を読む (天国ななお) 歌人/枡野 続きを読む

受信 2004/11/19 18:20:33

» ほんの歌・4 [クジラの日々 から]
ぐっすりと眠るあなたのすぐそばで読んでた本を覚えてるけど(藤本洋子)  その本は 続きを読む

受信 2004/11/19 19:19:01

» ほんの歌です・5 [クジラの日々 から]
この本も最後のページがあるけれど続編が出る ことだってある(藤本洋子) 続きを読む

受信 2004/11/19 19:21:44

» ほんの歌です・7 [クジラの日々 から]
この本を貸すっていうその決心に気付けというのが無理だったのか(藤本洋子) 続きを読む

受信 2004/11/19 19:50:38

» ほんの歌です・6 [クジラの日々 から]
どの本を誰に貸すかで差別した自分に気付く 読書の秋だ(藤本洋子) 続きを読む

受信 2004/11/19 19:51:37

» 短歌応募「本」2 [小野流星の日記 から]
地震きて本に埋もれて死んだなら 俺らしいやとあきらめつくかも(小野流星) 二週間 続きを読む

受信 2004/11/19 20:57:01

» 本・8 [魚石 から]
「今ですか?」 会話の相手もいないので疑問符付きの本に返事を (古川亜希) 最近、題名が語りかけてくる本が多い。 『もう頬づえをついても... 続きを読む

受信 2004/11/19 21:07:00

» 「本」その9 [そのための日記 から]
読みかけの本を返却するようなさようならもっとがんばれたのに(鳴井 有葉) 続きを読む

受信 2004/11/19 21:12:25

» [野良犬的 から]
教科書をかかえた君が校門のところで待っているのは誰だ(野良ゆうき) 続きを読む

受信 2004/11/19 21:34:12

» [野良犬的 から]
この本を貸してあげるわ 返してね お友達から始めましょうか(野良ゆうき) 続きを読む

受信 2004/11/19 21:41:51

» [野良犬的 から]
宿題に感想文がなくなって読書が好きになったんですよ(野良ゆうき) 続きを読む

受信 2004/11/19 21:54:15

» 恋のこと [Scribble before sleeping から]
筆圧が強すぎるから消しゴムをかけても恋の跡は消えない (丸山太一) 枡野浩一のか 続きを読む

受信 2004/11/19 22:17:26

» ●今日詠んだ短歌【本】 [女王の庭の日々のつぶつぶ から]
きみの手が触れるすべてに嫉妬する彼女の髪と本とつり革(本多響乃) ばらばらになっ 続きを読む

受信 2004/11/19 22:30:51

» 本じゅうご [かしこまり から]
本棚の中段に寝て君を待つ まぶたの裏まで読まれてもいい(樫子麻理) CMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMCMC... 続きを読む

受信 2004/11/19 22:56:56

» 「本」8 [海色炭酸水 から]
ためになる本を一冊読むよりもあなたのせいで不幸になりたい(平賀谷友里) 続きを読む

受信 2004/11/20 1:09:52

» http://hibikino.cocolog-nifty.com/tbtb/2004/11/post_47.html [女王の庭の日々のつぶつぶ から]
●今日詠んだ短歌【本】 ●駅ビルの本屋外国文学の棚の前ではつないでて手を (本多 続きを読む

受信 2004/11/22 0:56:03

» ●今日詠んだ短歌【本】 [女王の庭の日々のつぶつぶ から]
●泣くための本はさがしておきましたこれからきみにきっとふられる (本多響乃) 続きを読む

受信 2004/11/22 1:00:04