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2005.11.24

< 「旅」評その3 >

「短歌投稿のお約束」「トラックバックのお約束」をご確認の上、納得したら投稿してください。初投稿の方は筆名の読み方を書き添えてください。

イラストや写真の投稿も、短歌投稿の「お約束」に準じます。将来、枡野浩一の本に参加してもらえるようなクリエーターとの出会いを心待ちにしております。

11月のテーマは「旅」でした。12月のテーマは考え中。『ドラえもん短歌』(小学館)発売記念で、ドラえもん短歌も募集しています。そのほか、自由テーマの短歌も受け付けていますが、投稿は原則として1人あたり1週間に1〜3首程度にしてください。ひとつの作品を推敲して何度も投稿したり、以前の作品を改作して再投稿したりするのは、ご自由に……。短歌およびイラストや写真、そのほか雑談の投稿トラックバックURL: http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7294314

礼儀として、投稿する前に1日1回は人気ランキングをクリック!

イラスト=後藤グミ
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 きょう配布された無料の雑誌「R25」に、『かなしーおもちゃ』(インフォバーン)の紹介が載ってました。
 短歌入門書としても、いい本なんだけどねえ……。『ドラえもん短歌』(小学館)と並べて売ってほしい!
かなしーおもちゃ—あるある短歌〈1〉

ドラえもん短歌

 あ、「オッジ」という女性誌の短歌特集に出てます。穂村弘さん笹公人さんと一緒。見てね。


「大丈夫」 君に繰り出すお守りはでまかせだけど祈りでもある (振戸りく)

 似た題材の歌をつくったことがあります。アンサーソングとして受け取りました。


くちづけるように旅したせいかしら とつぜん噴火するなんて ばか (カー・イーブン)

 これはセックスの暗喩として読むと、とたんに退屈に見える。実際に山が噴火した歌として読みたい。


平日に旅をするのは働いている人たちを眺めたいから (緒川景子)

 ……けっこうなご趣味で。


くちびるをかんで走ったあぜ道のすこし先から旅がはじまる (丘村トモエ)

 その旅は今も終わらない。


人生は旅のようだと言われてる 楽しい旅しかまだしていない (松本陽樹)

 これからが楽しみ。


行き先を誰にも告げず旅に出る 告げたい人を思い出すため (香原よう)

 1文字あきを勝手にいれました。異議は受け付けますが、やっぱり1文字あきは適宜いれないと気持ち悪い私です。そのへんの話は『日本ゴロン』(毎日新聞社)という本にも書いたのでご一読を。


はじめてのチュウはギョーザの味でした レモンみたいな思い出だけど (犬飼信吾)

 レモンみたいなギョーザでした。


ポケットの乱れた時空のひずみから叶わなかった夢がでてきた (根岸絹)

 錆びてた。


眠れない夜を過ごしてもう一度撮ってみようと思う やっぱり (丹生谷歩美)

 この当たり前なことをあえて言っている感じに1票。


西へ旅しても夕陽はつかまらず 孵るしかない帰らない日々 (須部ニイル)

 「孵るしかない帰らない日々」は駄洒落だけど、もう少しうまく活かせそう。

 以上です。 きょうの昼以降に投稿された歌は、次回以降にコメントしますが。
 「旅」の歌は、きょうで一応しめきります。
 12月のテーマ、まだ考え中なので、いい案があったらトラックバックしてくださいね。
 テーマが決まったら、追って発表します。

2005 11 24 11:35 午後 | 固定リンク | トラックバック

2005.11.20

< コラム【読まずに詠むな!】第2回●佐藤真由美 >

枡野浩一監修の佐藤真由美『プライベート』
(発行=マーブルトロン、発売=中央公論新社)が、
集英社文庫になりました。
プライベート—仕事・恋愛・好き・嫌い 悲しいのはなんでかな
▲絵本のような作品集。

プライベート
▲瀟洒! 印刷方法も凝っている。

文庫版には一切タッチしていないのですけれど、
読み返すと感無量ですね……。

今出てる「フラウ」(講談社)の
連載「バイセクシャル・ラブレター」で、
佐藤真由美さんへの手紙を書きました。
そこでまあ、
だいたい書いてしまったのでコメントは省きます。
文庫版を読み返して、
改めて好きだなあと思った歌を挙げておきますね。
(原文は改行が多いのですが、私の判断で1行書きにしてみました)

帰りたい人にじゃあねと手を振って越える黄色と黒のシマシマ

一本の指のマニキュア乾くまで動けずにいるわたしの全裸

どうしても欲しいものとかあっていい 失くしたものの数より多く

本当の血な気がするものが出たときに電話に出ないあなたはきらい

なんとなく歩いて帰れるような気がして見下ろしたホテルの夜景

道のりの遠さにしゃがみこんだとき目が合ったからじっとしている

……もう名作として評価が定まっているものは外したのに、
それでもこの面白さ。
ハズレなし!

ネットでたまたま、
この本を読んで過剰に恥ずかしがっている人の
感想を目にしたのですけれど、
私はそれって、
むしろ読者の側の自意識の問題なのではないか、
と思ってしまいました。
あなたの中の、
決着のついてない恥ずかしさを作品に投影しちゃうんだよ。
作者はもっと大人でクレバーです。

この短歌で恥ずかしがっていたら、
ほかの現代短歌なんて、
とてもとても……(以下言葉を濁す)。

佐藤真由美の作品を私は、
ほとんどまったく添削指導していません。
「ポッケ」という言葉を「ポケット」にしたら?
とか提案したことは少しだけあるのだけれど、
結局、本にまとめるとき、
作者が最初に書いたものを活かしてしまった。
歌の取捨選択は枡野浩一ならではだけれど、
加藤治郎が選をしていたら、
またちがった佐藤真由美の魅力が出ていたはず。

プロになっていく人って、
ある部分では徹底的に柔軟で、
ある部分では「わがまま」だなと、
よく思いますね。

2005 11 20 06:09 午後 | 固定リンク

2005.11.18

< 「旅」評その2 >

「短歌投稿のお約束」「トラックバックのお約束」をご確認の上、納得したら投稿してください。初投稿の方は筆名の読み方を書き添えてください。

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イラスト=中野玉子
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 ただいま!
 本づくりという濃密な旅を終えて、本日たった今、帰ってまいりました。
 あとは印刷されるのを待つだけです。なんと12/8にはもう書店に並んでいるはずの『あるきかたがただしくない』(朝日新聞社)。枡野浩一史上、最も文字数の多い、分厚いエッセイ集です。文字数も多いがゲストも多い! 作家の長嶋有さん、ライターのむらやまじゅんさん、漫画家の河井克夫さん佐藤ゆうこさん……。つくっているうちに、ものすごい問題作である気がしてきた。「かんたん短歌blog」のことも話題にしています。表紙もかっこいい!!
 買って!!!

 次の月曜日には、 NHKの「いっと6けん」に生出演します。自宅で「かんたん短歌blog」を更新する私の姿もVTRでうつりますよ。「冬支度」というテーマで、短歌講座もひらきます。ぜひ見てくださいね。

 2週間ぶん、まとめてコメントします。

きっぱりと断るように建っている名物らしいチュニジアの青 (サブタカミツ)

 これは前半の比喩がよかった。でも後半「名物らしいチュニジアの青」というのは、きっぱりしていません。もっと焦点をしぼって改作して、再度トラックバックしてみてください。

女湯から久美子がもどってくる前に 並んだ布団を少し離した (天国ななお)

 どうして少し離すの? ED? ボクにはその気持ち、わかんない……。

「バックします」 ぼくは前へと進みます 「バックします」 いえバックしません (cocoa)

 へんな魅力がある1首。突き進んで!

窓際の席だったので見下ろした きのうのぼったなんとかタワー (緒川景子)

 なるほどね。やや説明的な気もするけど、こういうことってあるよね。

流氷を見るためだけにやってきて 10分間が限界と知る (宍戸れみ)

 知ってもねえ……。もう来ちゃったし。

墜落はできれば旅の帰りでと いつも謙虚に飛行機に乗る (宍戸れみ)☆

 ……その謙虚さに☆(お気にいりマーク)あげます。

東京へ向かう新幹線の中バニラアイスをゆっくり溶かす (高橋茂)

 バニラアイスは旅の味。

あの夏の親に内緒の旅でした 旅はそのまま続いています (振戸りく)

 気持ちはわかるが、こういう気持ちは過去にもうたくさん歌われています。

山を越え赤道直下の密林へ旅するようにくちづけていく (カー・イーブン)

 くちづけるように旅してほしい。

ここもまた人の住む街とりあえずタワーがあればのぼりましょうか (ごみたゆうこ)

 あしたになったら、見下ろしましょうか。

旅先で出会った音とこうやって日々の暮らしが交わっていく (緒川景子)

 やや説明的かなあ。「音」っていうのも無理がない? 「音楽」のこと?

旅客機ははるか上空 見上げれば少しは我慢できる涙だ (丸山太一)

 鼻水も我慢できる。

旅行から帰ってくると部屋中が出かける前とおんなじだった  (志井一) ☆

 ちがっていたら空き巣です。幸運なあなたに☆あげます。

そとまわり行き先しるす白板に旅と一文字書いて消えたい (辻敦典)

 消えちゃえ消えちゃえ!

見おぼえのある町にきて見おぼえのない人がいた ぼくも含めて (山口緑)

 この気分はまだ十全には表現できてない気がします。

合う靴を見つけるまでが旅でした それからあとは暮らしになった (須部ニイル)

 靴がだめになって、また旅に出ます。

おちんちん叫びたいんだわかるわかる イタリア行けば大丈夫だよ (PDP)

 わからないわからない。河井克夫は自分の名前を叫べない。

どこまでも澄んでいたけど旅先のような気がして汚せなかった (遠藤なお)

 禁煙の歌?

どこをどう歩けば旅になるのだろう 旅は自由とおんなじ言葉 (宮田ふゆこ)

 フリーランスともおんなじ言葉。

しかたなく雲がながれる夕空を見ているだけの旅をしていた (山口緑)

 しかたないよね。

目的地までのあいだに街があり夜がありでもおまえがいない (山口緑)☆

 これは「街」と「夜」が次元のちがうものであるところがよかったので☆。

のびていく飛行機雲を見てきょうもだれかが旅に出たのを知った (篠田算)

 帰りかもしれないけどね。

 遅れて届いた歌はまた来週コメントします。

【連作】軟着陸 (伊勢谷小枝子)

 伊勢谷小枝子さんの改作も、あとで拝読して、あなたのブログに直接コメントしますね。

 というわけで、よい旅を!

2005 11 18 08:26 午前 | 固定リンク | トラックバック

2005.11.08

< 今週は講評お休み >

諸般の事情で、
今週は講評をお休みします。
そのぶん来週まとめてコメントしますし、
講評以外の記事とあわせて「月4回更新」は死守しますので、
何卒お待ちくださいね。

今、
『あるきかたがただしくない』(朝日新聞社)
という本をつくっています。
「週刊朝日」、朝日新聞、毎日新聞の連載をまとめたものです。
12/8発売予定。

最近、
なんだか新しいお名前がどんどん増えてきてる気が……。
どういう経緯で「かんたん短歌blog」を知って、
投稿してみようと思ったのか、
おしえていただけると嬉しいです。

あと、
申し遅れましたが瀬名秀明さん
『ドラえもん短歌』(小学館)を紹介してくださって
ありがとうございました!

2005 11 08 04:14 午後 | 固定リンク

2005.11.05

< 「旅」評その1 >

「短歌投稿のお約束」「トラックバックのお約束」をご確認の上、納得したら投稿してください。初投稿の方は筆名の読み方を書き添えてください。

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11月のテーマは「旅」。旅という言葉は入っていなくてもOKです。『ドラえもん短歌』(小学館)発売記念で、ドラえもん短歌も募集しています。そのほか、自由テーマの短歌も受け付けていますが、投稿は原則として1人あたり1週間に1〜3首程度にしてください。ひとつの作品を推敲して何度も投稿したり、以前の作品を改作して再投稿したりするのは、ご自由に……。短歌およびイラストや写真、そのほか雑談の投稿トラックバックURL: http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/6891392

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イラスト=後藤グミ
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 きのうはインフルエンザの予防接種を受けました。冬支度です。
 後藤グミさんのイラストは「シモネタ」用に投稿されたものですが、旅っぽいイメージもあったので載せてしまいました。
 えー、人生相談(?)を投稿してくれた人がいましたが、そういうのはここの「悩み募集」のところへ送ってください。ただし、確実にお返事できるとは限らないので、あしからず……。

 なんとなく新人さんが増えてきた気がします。自己紹介をもうちょっと書いてくれると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

旅をして本当の自分見つけたら正直へこむ底の浅さに (こより)

 さあ、短歌をつくって本当の自分を見つけよう!

「白い駅、白い駅」って女子たちに言わせるために建てられた駅 (篠田算)

 やらしい! 旅の途中にそんなこと考えてたとは……。
 純情なボクには思いつかない短歌です。ショック。

窓越しの朝陽を浴びて食べている 旅人として旅人たちと (秋野道子)

 旅先の朝食って、そんなイメージだよねえ。

コーヒーの匂いを嗅ぐと外国に来ていることを忘れませんか (篠田算)

 忘れません。

旧跡や名所じゃなくてバス停で読んでた本をふと思い出す (辻一郎)

 これはやや「あらすじ短歌」。言おうとしている内容には共感します。

きみのため こたつを脱ぎ捨てて旅にでる 冷蔵庫までビールを取りに (犬飼信吾)

 いってらっしゃーい!

目の保養テレビは反する旅の趣旨 百円玉を見てはいけない (PDP)

 前半、支離滅裂な日本語。動揺を感じます。

鬩ぎあう流氷のよう目の前で ディナーのチョイス肉か魚か (PDP)

 肉か魚か……は、クレイジーケンバンドの歌に前例がありますね。

旅人がくれた胡椒をふりかけてチキンライスにたまごをのせる (緒川景子)

 レシピを書いてくれました。味つけは旅人がポイント。

すみませんm(__)m私ごときが運命背負いイスカンダルへ旅立っちゃって (富田林薫)☆

 顔文字といい、字余りといい、その図々しさ……たいへん腹立たしい。
 いやがらせ半分で☆(お気にいりマーク)をつけます。

石段でコロッケパンを食べるので一人旅だと思ってください (穴井苑子)

 見えないところでやってください。

またぼくがタイムマシンでやってきて肩をおとして帰っていった (丸山太一)

 意外となかったタイプのドラえもん短歌である気がして、参考のため残しました。

掻き捨てたはずであるのに不意打ちでよみがえってくるこの感覚は (新井蜜)

 うあああああ! と叫んだり。

 というわけで今週の☆の歌、ほんとに不快です(激怒)。でも忘れられない。
 また来週!

2005 11 05 02:09 午前 | 固定リンク | トラックバック

2005.11.01

< 11月のテーマ発表 >

「短歌投稿のお約束」「トラックバックのお約束」をご確認の上、納得したら投稿してください。初投稿の方は筆名の読み方を書き添えてください。

イラストや写真の投稿も、短歌投稿の「お約束」に準じます。将来、枡野浩一の本に参加してもらえるようなクリエーターとの出会いを心待ちにしております。

11月のテーマは、この記事の最後で発表しています。『ドラえもん短歌』(小学館)発売記念で、ドラえもん短歌も募集しています。そのほか、自由テーマの短歌も受け付けていますが、投稿は原則として1人あたり1週間に1〜3首程度にしてください。ひとつの作品を推敲して何度も投稿したり、以前の作品を改作して再投稿したりするのは、ご自由に……。短歌およびイラストや写真、そのほか雑談の投稿トラックバックURL: http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/6785158

礼儀として、投稿する前に1日1回は人気ランキングをクリック!

イラスト=後藤グミ
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 ただいま!
 ロシア旅行は、まったく期待せず行ったせいもあってか、ものすごーく楽しかったです。意外にも飯がうまい。今までの人生で一番うまい中華料理は真夜中のロシアで食べました。詳しいことは、そのうちどこかで書くと思います。一緒に行った篠田算も何か書くと思います。(篠田算こと谷田浩と、枡野浩一公式サイトをつくってくれた穂井田卓志と、顔相棒の河井克夫……男4人で行きました)
 ちっちゃな土産を買ってきたので、いつもイラストを投稿してくれる後藤グミさんと中野玉子さんにプレゼントします。ご住所、ii@masuno.deまで教えてくださいね。
 後藤グミのイラスト、ロシアの絵が可愛かったので、採用予告していたシモネタの絵はパスしてしまった。皆さん、彼女のブログに飛んで見てみて。

 えー、連作へのコメントが遅れててごめんなさい。
連作(再投稿)「やらないでおく」 (仁尾智)
連作(再投稿)「軟着陸」 (伊勢谷小枝子)
 それぞれのブログに直接コメントします。
 連作は、もしかしたら最優秀作を選ぶようなことを考えるかもしれないから、本気で推敲してくださいね。

 今週選んだ歌は1首だけ。改作というより新作ですが。

おじぎした姿勢で声をだす君は誰にあやまるセックスですか (cocoa)

 いろんな姿勢であやまりたいな……。

 そうそう、佐藤真由美『プライベート』の紹介をありがとう。あなたが引用した「夜のあたま」の歌は、なぜかロシアで何度も私の頭によみがえっていました。不思議。
 アジアの国からの宇都宮敦さんの投稿も興味深く拝読しました。あのとき選考委員の話を聞いていて改めて思ったんだけど、実感として「この歌はつまらない」と思ってしまったAさんに、「これってじつは、これこれこういうところが優れていて、こんなに面白いんですよ」ってBさんがいくら説明しても、Aさんの実感は覆らないよねえ? それはもう生理だから。理屈より強い。私は私で一字あきの足りない短歌は、神経質に見えて気持ち悪いもの。それにしても宇都宮さんは頭いいなあ……。この調子で「一字あき短歌道」を極めていってください。

 さて。この記事を参考にして、今月は「大丈夫」という言葉が(どこでもいいから)詠み込まれた歌を募集! ……しようかと思ったけれど、やっぱり気が変わって、「旅」の歌を募集します。旅、という言葉が入ってなくても可。
 どうしても「大丈夫」の歌をつくりたい人は、どうぞ。
 ではでは。次の更新は来週の木曜日前後の予定。
 

2005 11 01 01:40 午前 | 固定リンク | トラックバック