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2006.02.04

< レビューコンテスト結果発表! >

 きょうは知り合ったばかりの悪い男たちと夜遊びしてきました。
 バレンタイン短歌の講評は諸般の事情で来週あたまに書きます。
 そんなわけでアマゾンに投稿された『あるきかたがただしくない』(朝日新聞社)のレビューの中から優秀作を選ぶレビューコンテスト。このへんで結果発表をしておきましょうか。

 まずは見返りがないかもしれないのにレビューを投稿してくださった皆さんに心より感謝!

 結論から言うと正直あんまりレベルは高くなかったです。
 私はもともとライターとしてCD評や漫画評や書評やインタビュー記事を書いたりすることからスタートしている世界でも珍しい歌人です。改めて考えてみると雑誌(「宝島30」とか「Views」とか)に署名コラムの連載をしたりしてから歌人になった人を自分以外に知らない。ほかにいるの? こんなふうにいちいち自慢するから反感買うのだと僕だってわかってますよ穂村さん! そして当時連載してた雑誌が今はもうないことも知ってますよ!!
 そんな「ライター」としても優秀な枡野浩一から言わせると今回は驚くほど面白いレビューというのはひとつもありませんでした。ミクシィ内の『あるきかたがただしくない』レビューのほうが全体的に水準が高くて褒めてるやつも半分けなしてるやつもけっこう面白いと思う(※丘村トモエさんは両方に投稿してくれてます)。

 で。アマゾンの中で比較すると丹生谷歩美さんのかなあ目をひいたのは。
 あくまで個人的なことを書こうとしている姿勢がほかの人とは明らかにちがう。我田引水すぎるとも思えるが枡野浩一のエッセイがそもそも我田引水のかたまりなので枡野浩一的センスをもっともよく体現していると無理やり解釈できなくもない。最低のレビューだと怒りたくなる瞬間もある。添えられている短歌は一番まし。
 よって丹生谷歩美さんをレベルの低い一等賞とします。
 丘村トモエさんが二等賞。レビューの書き方は丘村さんのほうが上手で印象もいい。ただ切り口が似たレビューをよく目にするので比較の中ではちょっと沈んでしまうというか。
 とはいえアマゾンに投稿してくれた人全員にささやかなお礼(図書カード)を送ります。よろしかったら枡野浩一にご住所おしえてください。その「ささやか具合」があなたのレビューへの評価だと思ってせいぜいクヨクヨしてくださいね。

 酔いが残っているのかいつもより一層えらそうですがご勘弁を。
 枡野浩一のメールはii@masuno.deです。
 

2006 02 04 04:46 午前 | 固定リンク