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2006.05.11

< 【日記帳から】初々しさ、洗濯、その他の日曜日 >

某月某日

初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても


いうのは
茨木のり子の詩「汲む」。

レジを打つバイトの人が
上京してきたばかりの
新大学生だと確信の持てる季節になった。

新社会人も、
どうしてああまではっきりと
新社会人だとわかるのだろう。
スーツのしわのなさ?

リクルートという会社にいた頃、
大学生のバイトが
(私もバイトだったが
スーツを来て朝から晩まで働いていた。
同い年の学生バイトからは
哀れまれていたような気がする)
最初は朴訥としていたのに
みるみる垢抜けていくさまを見て、
「都会の水に染まっている……」
と感心して見ていた。
私は杉並生まれだが、
水戸&都下育ち。
実家だったし何も革命は起こらず、
ちっとも垢抜けなかった。

慣れた仕草、
プロっぽさ、
そういうものにもあこがれるが、
初々しさには適わないと思う。

保坂和志『途方に暮れて、人生論』の
あとがきにあるプロの定義は、
ほんとうにそうだと思う。
松尾スズキさんにお伝えしたい。
途方に暮れて、人生論

さっきコインランドリーで
洗濯し、
待つあいだに飯を食い、
乾燥機に移そうと思って見たら、
洗濯物の一部が
なくなっていた。

探したら、
別の洗濯槽に、
濡れたまま入っていた。
傷ませたくないTシャツ三枚だけ
ネットにいれておいた、
そのネットごと、
別の洗濯槽に……。
ネットのチャックはあいていて、
中身は出てる。

気味わるい……。
そこにいた
見慣れない女の子(たぶん新大学生)に、
あやしい人を見ませんでしたかと
きいてみたけれど、知らないという。
そんなことをきく人が
いちばんあやしいだろう。

洗濯機をおく場所はある部屋なのだが、
なんかコインランドリーのほうが
私の暮らしにはストレスがない。
でも今度のようなことがあったし、
なくしたくないTシャツは
クリーニングに出そうと思った。

部屋の写真を見るのが好きだ。

東京R不動産

新・東京の仕事場

今の部屋は狭いが気にいっていて、
収入が増える予定は何もないけど、
また引っ越しをすることも
あるんだろうか。

晩飯は、
どうしても味噌汁が飲みたくて、
ふだんはあまり行かない店で定食を。
真夜中に、
味噌汁とおにぎりとかが
軽く食べられる店が欲しい。
コンビニで買うのは、ひもじい。

いつかカフェをやりたいという
駄目な若者のような自分の望みが
どこまで本気なのか今考えているが、
自分みたいな客を想定すると、
その店はとても、
はやらなそう。


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2006 05 11 06:22 午前 | 固定リンク

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